わけもんの声
平成30年度 第2回わけもんの集いに参加して
講師:山地将生西都市議会議員
脇谷のりこ先生
開催日: 2019年02月15日(金)
会 場:宮崎県看護等研修センター
参加者:看護連盟青年部等20名
若者自身がスキルアップのため、スピーチ力の向上と社会人マナーを身につけ職場や社会で積極的に交流できる事を目的に第2回わけもんの集いが開催されました
最初の演題「スーツの着こなし方」では山地将生西都市議会議員に講師を務めて頂きました。
最初に男女別の基本的なサイズの選び方の説明があり、共通して上着はサイズの大小ではなく肩幅で選ぶ事。ウェストサイズやズボンの選び方。女性の場合はパンツスタイルかスカートか。スカートを選ぶ際の長さなどこと細かに教えて頂きました。
コーディネートではVゾーンでオシャレが決まる。アクセントが無くなるのでスーツとシャツの柄を揃えない方が良いとお話がありました。そして日本人はスーツに着られている人が多いと。自分のテーマ色を持つと表現の幅が広がりスーツを着る楽しみを作れると話されました。
また都会の結婚式に招待された際は式場やホテルの格式を事前に確認しスーツなのか礼服やモーニングが良いのかを調べることが必要。外国でスーツを着る際にも現地の文化を調べないと失礼になる事があるので注意が必要だと説明がありました。
次の演題「スピーチ力の向上と社会人マナー」ではフリーアナウンサー歴30年の脇谷のりこ先生に講師を務めて頂きました。
御自身のフリーアナウンサーになるまでの経緯を説明しながら自分なりの個性や自己アピールを作ることの重要性を話されました。アナウンサーでの体験を交えながら質問の仕方も説明があり、最初は二択の質問から始め答えやすいように話をする。メラビアンの法則では第一印象は視覚・聴覚で93%が決まる事や非言語コミュニケーションが70%を占めるお話もありました。スピーチでは最初の挨拶の語尾を上げ勢いを上げると、以降のスピーチも勢いが保たれるので最初が重要だと説明されました。実際にスピーチの演習も行い、一人一人ご指導を頂き自信を持ちました。
今回のわけもんの集いに参加し学んだ事はテーマの違う二つの演題でも共通していたのは個性を作ることでした。服装にしろ、話し方や人柄にしても個性を持つことで人に興味を持ってもらい憶えていただけます。また逆に人に興味を持ってどんな人か知ることがコミュニケーションには重要だと学びました。私たち看護師は多くの患者様と関わっていく職業ですが、患者様から見たら数少ない頼れる存在なのだと思います。上手くコミュニケーションをとる為に患者様に興味を持ち、また興味を持たれるような看護を実践し現場に活かしていきます。
宮崎県看護連盟 青年部
部長 藤井直人