わけもんの声
九州保健福祉大学総合医療専門学校へ訪問
開催日: 2019年01月28日(月)
会 場:九州保健福祉大学総合医療専門学校
平成最後の看護師国家試験を目前に控えた2019年1月28日、九州保健福祉大学総合医療専門学校の学生の皆さまへ宮崎県看護連盟青年部がお話をする機会を頂きました。国試直前の緊張した時期にこのような機会を頂き後迫和子 校長に大変感謝しております。
渡部京子 宮崎県看護連盟会長より「看護協会が提言する看護政策を達成するための活動を行う団体です」と看護連盟の紹介をされ法制度として以下の
• 保健師助産師看護師法
• 保健師助産師看護師学校養成所指定規則
• 看護師等の人材確保の促進に関する法律
等の法律がある事を説明されました。
また国試の過去問の中にも法制度について問われているものがあり紹介しました。
看護関連予算で改善された業務として
・シーツ交換の外注化(外部委託)
・メッセンジャー業務の外部委託
・電動ベッドの導入促進
・宿舎の整備(ワンルームマンション形式)
等が人材確保法による成果と紹介されました。
そして診療報酬改定に関わっていける人材を国政に送り出す事で看護師の処遇改善に繋がる事を説明されました。そして地域の現場の声に耳を傾ける活動を続けている参議石田まさひろ院議員を紹介。1月10日に県内各地の施設訪問の様子を収めたショートムービーを見て頂きました。
続いて青年部メンバー 渡邉康健(宮崎医療センター病院) 西府将志(宮崎大学医学部附属病院) 鈴村和枝(育児中)が先輩看護師として体験談を披露しました。
国試直前の学習や体調管理、心構えなど三者三様の視点で話ました。
最後に「選挙にいこう」と題して若い有権者の投票率が低い事を問題提起し今年行われる予定の選挙の説明や投票用紙を記入する際の注意点をクイズ形式にして紹介しました。
今回の訪問で学生の皆さまが社会に出た後も政治や看護政策・診療報酬に興味を持って選挙に投票して頂ける一助になればと思います。実際に看護現場で働き出した時に理想としていた看護師像と現実のギャップに悩む時があるかもしれません。その時に悩みを打ち明けられる学友や同僚、先輩。そして国に働きかけてくれる看護師国会議員。周りを見渡せば多くの仲間がいると思います。私たち看護連盟青年部もメンバーの職場は違いますがお互いの働く中での問題点や悩みを相談しあい職場以外からの視点でアドバイスや刺激をもらえたりしています。いろいろな仲間に出会える。これも看護連盟の魅力です。学生の皆さんもいつか連盟の仲間として再開できればと思います。
そして何よりも学生の皆さまが無事に試験合格し春から看護師の仲間として働ける事を心より願っております。ありがとうございました。