わけもんの声
「第12回 全国ポリナビワークショップ in 愛知」 ~ 熱伝導 いい看護の答えは現場にある ~
開催日: 2019年02月23日(土)
会 場:愛知県中電ホール
参加者:約300名
「第12回 全国ポリナビワークショップ in 愛知 ~ 熱伝導 いい看護の答えは現場にある ~」が愛知県 名古屋市 中電で開催されました。
約300名の参加があり、私たち宮崎県看護連盟青年部も参加してきました。
シンポジウムでは、「熱伝導 いい看護の答えは現場にある」をテーマに、パネラー6ブロック代表と石田まさひろ議員、会場を交えたディスカッションが行われました。会場参加者はスマートフォンやタブレット端末を使用し、WEBを経由して匿名で質問することのできるシステム(クリカ)を使用しました。
限られた時間の中で、ベッドサイドに多く足を運ぶために、莫大な量の記録が弊害となっています。診療報酬に必要な記録、看護管理や監査に必要な記録は、制度的な介入が可能であること、しかし、職能団体や病院が努力する必要もあること等の意見が交わされました。
地域ごとのコミュニティや電子上の情報共有を強化していくことが求められているという議題もあがりました。左記に対し、情報共有やコホート調査を行うなど全国レベルで地域の情報を分析研究することで、地域の問題や制度改善等、患者に繋がる介入となる等の意見や石田議員からの発信等がありました。
他にも、業務整理・業務改善の必要性、将来看護の管理アセスメントとしておこなっていく必要性等様々な意見がありました。その中でも、患者等対象に幸せを提供するには、ケアスタッフが幸せでいることも重要である等、看護に対する思いも多く交わされ、看護を考える場とし盛り上がっていました。
今後の課題とし、看護師だけではケアを担いきらない時代が訪れています。
国民ひとりひとりが時代とともに生活を継続できるよう、看護師が国民ひとりひとりのケアの導き手になる必要があることも再認識することができました。
そのためにも、看護連盟としての活動にも主体的に参加することが必要な時代であることを、再度感じることのできる時間となりました。
宮崎看護連盟青年部:長倉 優希