県活動報告
平成29年度 日本看護連盟通常総会
開催日: 2017年06月15日(木) 12:30〜15:00
会 場:東京プリンスホテル
平成29年度の日本看護連盟通常総会が開催されました。
宮崎県からは、渡部京子看護連盟会長、田上文恵看護協会会長をはじめ、17名の役員と11名の代議員の出席となりました。
開会の挨拶で、草間朋子日本看護連盟会長より「力強い組織の創成」についてお話がありました。
<挨拶内容の一部>
「力強い組織の創成」は、平成29年度の日本看護連盟重点方針の一つとして掲げられています。
少子高齢社会を迎えた日本は、医療・介護を中心とした社会制度改革が急速に進められ「治し・支える医療」、「地域包括ケアシステムの構築」等に向けたパラダイムシフトが図られようとしています。これからの日本の医療・福祉・介護の質を左右する看護職は、「予防し、治し、支える医療」においてキーパーソンとなります。看護職は、「チーム医療のキーパーソン」として質の高い、効果的・効率的な医療を安心・安全の下で、明るく、元気で、やりがいを持って働き続ける事ができるよう体制を整備する事が不可欠です。そのためにも看護連盟が掲げる「ベッドサイドから政治を変える」というスローガンを基に、現場の課題(声)を今以上に主張していただきたい。しかし、現場の課題(声)を看護職代表である4人の国会議員の先生に届けるためには、日本看護連盟の組織力が堅牢である事が必要です。看護連盟が今以上に力強い組織となるためにも、「しっかりと機能する」組織である事が必要であり、「骨組みがしっかりしていること」が重要です。
現在、就労している看護職は150万人以上ですが、看護連盟加入率は15%です。看護職は、一致団結し、「待ちの姿勢」ではなく、看護に関する課題は自分たちで解決できる「力強く」「柔軟な」組織を目指しましょう。
<平成29年度 日本看護連盟活動計画>
※重点方針
1.力強い組織の創成
2.成熟・自律した活動
※目的
1.組織力の強化・拡大
<目標>
1)看護連盟・看護協会との連携・協働
2)連盟活動の周知徹底
3)会員数の増加
4)日本看護連盟の効率的運営
5)ブロック協議会の活動強化・促進
6)支部組織の活動の強化・促進
7)若手会員の育成(青年部の位置付け・役割の明確化)
8)その他の組織との連携・協働
9)現場課題への対応
2.政治力の強化
<目標>
1)看護政策の実現
2)看護職国会議員の擁立支援
3)看護を理解する国会議員の確保と支援
4)地方議会、地方行政への影響力の強化
5)地方議員の擁立と支援
3.会員の福祉の充実
<目標>
1)災害への対応(災害発生地への支援)
2)福利厚生への対応
3)諸問題への対応(会員の安全保証)
<宮崎県の看護職の状況>
宮崎県看護連盟の会員数は、宮崎県内の看護職の約1割です。
本年度(平成29年)から、青年部活動が予算化されこれからの活動内容や成果が注目されています。日本全国で若手の選挙離れが問題視される中で、若手看護職が看護連盟を正しく理解できるよう県内に配置されている10支部の支部役員との連携を強化し、具体的活動を継続する事が重要となってくるでしょう。
看護職の代表である国会議員の先生も駆け付けてくださいました。
<ご挨拶頂いた看護職代表の国会議員>
あべ俊子衆議院議員
たかがい恵美子参議院議員
石田まさひろ参議院議員
木村やよい衆議院議員
宮崎県看護連盟も各支部で目標が掲げられ、具体的な活動が計画されています。
広報担当として、宮崎県看護連盟ホームページやSNS等を活用し、看護連盟の活動をタイムリーに情報提供しなければいけません。また、毎年2回発行される「看護連盟広報誌」により看護連盟活動の周知徹底の継続も必要となります。
宮崎県看護連盟の役員の方々をはじめ青年部との連携強化に努めた活動をさせて頂きます。
ご意見・ご要望等がございましたら、ホームページへの書き込みを宜しくお願い致します。
宮崎県看護連盟
広報幹事
弓削正樹