支部活動報告
自民党延岡支部からのアンケートに県北第1支部の施設からご意見を頂き、取りまとめて送りました。
自民党延岡支部からのアンケートに県北第1支部の施設からご意見を頂き、取りまとめて送りました。
【質問1】コロナ発生前と発生後に大きく変わった事柄はありませんか?
1)外来患者様の来院状況が変化しました。
・患者数の減少
・外出を避けたいので薬を多めに処方してほしい
・高齢者を外出させたくないので家族が代理で来院し薬をもらっている。
・電話相談の増加(受診の必要性の確認)
・受診時間の分散化(混雑する時間を避ける→診察終了間際の受診増加)
2)感染対策の徹底による業務量増、備品使用増
3)高齢者介護施設での感染対策により利用者の外出・レクリエーションの機会の減少
・認知症の方等の情緒不安定につながらないよう、代替え療法等実施
・身体機能低下につながらないよう、室内での体操を確実に実施
4)たくさんの事が大きく変わりました。外来.入院体制や物品の在庫状況…
職員やその家族の事、あまりにも日々取り組まなければならない課題が多すぎる。
5)利用者様の必要物品であるガーゼがなく困っている。ストレスが強い。
6)新型コロナウイルス感染症が拡大した事により面会制限され、患者のストレスの悪化が見られる。また、スタッフの人数は変わらず、家族の面会をお断りしているため洗濯物の整頓など細々な雑用が多くなり業務の妨げがある。
【質問2】いま国、県、市に取り組んで欲しい施策は何ですか?
1)高齢者独居の方の不安がとても大きいため、以下について対策を講じて欲しい。
・地域単位で実施されていた100歳体操等のコミュニティが遮断され、相談できる機会がなく、孤立している高齢者への支援(見守り・声かけ)等にも目を向けて欲しい。
2)決められた役割遂行しますが、その補填をお願いしたい。また感染症指定医療機関であるにもかかわらず物品の不足が発生している。また 医療従事者への偏見を持つみな様への啓 蒙活動は力を入れてほしい。
3)明確な指針。緊急事態宣言により、休業要請や自宅待機の要請に対して、違反に対する罰則も必要ではないかと思う。
4)医療資材を今のうちにしっかり確保してほしい。
5)医師会と連携をとって、リーダーシップを発揮していただければ…。長引くようなので。
6)コロナ対策に直接関わる医療従事者への危険手当と子供達の教育面の充実等。
7)子供たちのストレス対策、危機管理の徹底。
8)直接的に新型コロナウイルス感染症の危険に対面しているスタッフに危険手当てが必要。
9)一般の給付金の対応を早めにお願いしたい。
【質問3】ワクチンの完成や治療方法の確立などの、コロナ収束後に取り組んで欲しい施策は何ですか?
1)今回、医療機関での集団感染が複数カ所ありましたが、専門的な設備を揃えている施設とそうではない施設では医療体制に大きく差があり、ある意味当然ではないかと思う。医療 スタッフにおいても、専門職の育成に積極的に取り組み、例えばD-MATの様に、緊急事態時に召集される人員を確保しておく等の取組が必要ではないか。
2)経済対策、教育対策。
3)特に延岡は小学生のパソコン普及率が全国でも最低ランクにあると聞く。学校閉鎖の際も、オンライン教育が出来ない家庭も多いと聞いているので、それらの取組を希望する。
4)国の自給率を上げる事。あまりにも食品を輸入に頼っていると感じる。
5)ワクチンの治療に対しては早く開発が進み、保険適応になって欲しい。
6)PCR検査の充実を希望する。
【質問4】その他、何か御意見、御要望等
1) コロナ感染症の影響で次年度採用に向けての活動が行えていない。次年度の採用がとても不安。
2)遅れている勉強を出来る体制を、子供たちが安心して勉強する方法を整えて欲しい。
3)当院でも月にマスクが一人10枚しかない、もう少し増やせたらと思う。センサー体温計も発注しているが、無いそうで、医療資材の確保をお願いしたい。
4)患者が発生していないので、慣れが出てきて、危機意識が低くなることを懸念している。
5)地方は、感染が遅れてくるとも聞きます。宮崎市のみでなく、延岡でも軽症者のみでなく、コロナに直接関わる医療従事者の宿泊施設の確保が必要です。他県では自宅に帰らず病院や車の中で寝泊まりしている事例も聞きます。
6)予算など難しい事も多くあると思いますが、予測をたて先手を打つ対策をお願いしたい。
7)県内ではまだ聞かれていませんが、他県では医療従事者の子供への誹謗中傷が聞かれ残念。この様な事がないように守ってほしい。
宮崎県看護連盟
会 長 渡部京子
県北第1支部長 米田真由美