わけもんの声
自由民主党宮崎県政経セミナーに参加して
開催日: 2017年09月23日(土)
平成29年9月23日、メディキット文化センターにて自由民主党宮崎県政経セミナーが開催されました。看護連盟青年部より藤井直人、鈴村和枝の2名が参加。
冒頭の開会挨拶より自民党宮崎県連坂口博美会長が衆議院解散総選挙に向けて自民党の大義を熱くお話になられました。
そして宮崎県輩出の国会議員先生方も次々と挨拶されました。
宮崎1区、武井俊輔代議士は外務大臣政務官として8月まで務められアフリカ、中南米中心に41カ国を周った経験を踏まえ北朝鮮問題について話されました。世界中には北朝鮮と国交を続けている国が160カ国以上もあり外交官がフリーパスで世界を行き来している現状がある。河野太郎外務大臣は断交を求めている。しかし世界に向け発信するには政治の推進力が必要。その為には国内が安定した政治を続けないといけないと訴えられました。また自治体に足を運んで皆様の声に耳を傾けて行きますと話されました。
宮崎3区、古川禎久代議士は党是である憲法改正についてお話になられました。
特に憲法9条はしっかりと取り組みたい。憲法違反だという批判を打ち消せる改正を行いたいと仰られました。憲法9条1項は戦争放棄をうたった素晴らしい文章です。問題は2項です。主権国家で交戦権を持たないと書いてある国は世界中にない。なぜなら戦後の主権が無かった頃に定められた文章だからです。改正してきっちり自衛隊を明記できるようしていきますと訴えていました。
松下新平参議院議員は常日頃の自民党支持者の皆様への御礼を述べられました。
財務大臣政務官である長峯誠参議院議員は小池東京都知事への不安を話されました。東京23区にある大学はこれ以上の定員を増やさない、定員を上回ったら補助金をカットする法律を作る予定にしています。しかし小池都知事が林文科大臣に中止するよう陳情をしました。宮崎県は日本で一番、大学進学で都市部に学生を流出している県です。大学生の40%が1都3県に集中している。これを是正して地方創生しようとしているのを小池都知事が反対していると話されました。国政においても大阪、愛知と協力して都市部中心の政策を推し進めるのではないかと危惧されていました。
講演では時事通信社解説員田崎史郎先生より『安倍政権の行方~政治・経済・外交~』と題して衆議院解散総選挙の要因として北朝鮮問題、民進党の混乱、小池新党・希望の党について分かり易く解説してくださりました。特に北朝鮮問題で年末から来年にかけて緊張状態の高まることが予想される中、国内政治の中断が起きないように早期の解散に踏み切った総理の決断の解説には非常に納得できました。
最後に時局講演として茂木敏充経済再生担当大臣が講演されました。
生産革命・技術革命・AIの可能性。そして、これからの日本経済のおける人材革命についてお話になられました。その中で、潜在看護師に注目した内容もあり看護師として嬉しいかぎりでした。
政経セミナーに参加することで国会議員先生方の生の声を聞くことができ、国や地方について真剣に取り組んでいただいている様子を知ることができました。
雰囲気に流されて投票するのではなく、候補者を人として選べる目を持つ。政治や政策、そして地元の国会議員に興味を持って選挙では一票を託せるように僕らも学んでいくことが重要だと感じました。そして願わくば若い有権者の皆様が選挙に関心を持って投票に行って頂けたらと思っております。
宮崎県看護連盟
青年部部長 藤井直人