県活動報告
松下新平参議院議員の政経セミナーに参加しました
開催日: 2017年08月26日(土)
この度、8月26日(土)に宮崎観光ホテルで行われました松下新平参議院議員の政経セミナーに参加いたしました。「若手国会議員による言論バトル60分マッチ!」と題し、宮城県選出の愛知治郎参議院議員、徳島1区選出の後藤田正純衆議院議員と、我が宮崎県選出の松下新平参議院議員の3名が、それぞれの議員に対し事前に受け付けた質問にクロストークで答えていく形式で行われました。
愛知議員より、宮城と宮崎で似ていることから間違われることも多く、また震災では宮崎県より多くの支援が宮城県にあった事もあり非常に近く感じるといった言葉が聞けました。震災に関しては、宮城県の特産品であるホヤの最大の輸出国であった韓国が、震災以降輸入制限している事から国内消費では追いつかず処分されていると聞き、生産者の方々の気持ちを考えるといたたまれない気持ちになりました。東北大震災から6年が経過し、復興できたと思える地域もあれば、避難した人が戻らず、復興の道筋すら立たない地域もあると聞き道半ばである事を改めて実感しました。
後藤田議員からは、自民党がどうあるべきか、その判断や方向性について辛口トークを交えながらも分かり易く、ズバリと発言される姿に「カミソリ後藤田」こと正純氏の大叔父である後藤田正晴氏の面影を見たと言う参加者の姿がありました。物事に対して、良い時は良い、悪い時は悪いと言える政治家が少なく、結果的にニュースや新聞などでの安倍政権不支持報道に繋がったと考えられる事から、もっと自民党内でも様々な角度から議論を活発にしていかなければならないと聞き、心強く感じました。
参議院議員は6年ごとに選挙が行われ、どっしりと国の事を考えられるメリットがあり、衆議院議員はいつ解散となり選挙が行われるか解らないので、常に国民目線で物事を考えていかばければならないが、どちらも大事なのは常に国民の為、国民目線である事。
このクロストークで印象に残ったのが「地元選出の国会議員、全てが同じ考えとはいかないが、何かあった時に地元の為、宮崎の為に団結して力を合わせて動けなければならない。地元がもし不利な状態になった時に同じ思いでいるのは、地元の国会議員であるべき」といった内容でした。
宮崎県には選挙によって選ばれた国会議員が5名いますが、まずはこの5名が地元宮崎の為に力を合わせて動いて欲しい。その為には、私達も地元選出の国会議員が安定して働けるよう、国で活躍できるようにサポートしていかなければならないと思います。もちろん、看護連盟青年部の一人として、看護師代表で頑張っておられる議員の方々に対しても同じくこれからの看護・福祉がより良いものになる為にサポートし、共に前進していかなければならないと思います。
このように他県の国会議員の方の話を聞ける機会は貴重で有意義な時間となりました。「政治は暮らしの中にある」を実感する看護師の一人として、看護連盟と共にこれからも頑張って参りたいと思います。
看護連盟青年部 鈴村 和枝